SQLとは?
SQLはおそらく厳密に言えば難しく説明ができるのですが、めちゃくちゃ簡単に言うと「データベースを操作できる言語」です。
「???」ってなった人はもう少し詳しく説明します。
まずデータベースは聞いたことある人もいるかもしれませんが、その名から推測できる通りデータを集めたものです。
SQLはそのデータベース(データを集めたもの)から特定のデータを抽出したり、書き換えたりすることが可能な言語です。
ほとんどのプログラミング言語でデータベースを使うことになるためSQLはほとんど必須といっても過言ではないくらい重要なのです。
それではどのような場面で使われるのか見ていきます。
SQLはいろいろな場面で必要!
SQLはデータベースを扱うプログラムであればほとんどが使用しています。
例えば、ショッピングサイトはわかりやすいと思いますが、商品をカートに入れて購入をするとその情報(購入した商品、送り先など)はデータベースに書き込まれます。
このデータベースへ書込みするのにSQLが使用されています。
ここでおそらく「SQLだけでショッピングサイトを作っていないの?」というギモンが出てくると思いますが、最初に書いていた「ほとんどのプログラミング言語でSQLが使用されている」ことが関係しています。
結論から言うとショッピングサイトはSQLだけでは作ることができません。
文字だとわかりにくいので、絵で表現するとこんな感じです。
ショッピングサイトなどあらゆるシステム構築にはまず見た目(表示される画面)や機能(ボタンを押したり、何かを入力したりなど)はプログラミング言語で作って、データベースを操作する際にSQLを使うのです。
つまり何かプログラミング言語を習得しようとすると、ほとんどセットとしてSQLを覚える必要があるのです。
SQLを覚えると言語の幅が広がる
SQLを覚えておくだけで、いろいろと幅を広げることができます。
実はデータベースの種類によって少しSQLの書き方も変わるのですが、プログラミング言語の違いほどの違いはないのでSQLを覚えたことはほとんど汎用的に使うことができます。(書き方の違いも調べればすぐわかる!)
またここまで説明してきたSQLは1命令(取得したり更新したり)のような言い方をしてきましたが、この命令を組み合わせたSQLのプログラムを組むことも可能です。
そのようなSQLはPL/SQLやTransact-SQLなど呼び方の違いはありますが、SQLがわかれば発展してこれらのプログラムを作ることもできるようになります。
SQLを覚えるタイミングでは意識はしないと思いますが、ある程度SQLができるようになってくるとデータベースの設計も考えることができるようになります。
データベース設計は実はとても重要でこの設計によってSQLも大きく影響を受けるのです。
まとめ:SQLはいずれ必要なので必ず覚えよう!
プログラミングを勉強する際に必ずと言っていいほど必要になってくるSQL。
プログラミング言語がどれがいいか迷ったら、まずはSQLを先に覚えておくといいと思います。
本やインターネットで勉強してもなんとなく理解できるし、実際に試してみたければACCESSを使うと手軽に試せます。(データベースを作ったりがあるけど簡単なテーブル(表)でも試せる!)
ACCESS以外だとデータベースを作るのって少し面倒なので、プロジェクトに参画した時にやってみるのが一番良いですね!
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