そもそもフリーランスと会社員とは
フリーランスは広く使われるようになった言葉ですが、実際には「個人事業主」という扱いであり、会社などの組織にせず個人で事業を行う人のことを指します。
会社員はご存じの通り、会社に所属している人のことを主に指します。
本記事では「フリーランス」と「会社員」のどちらも経験してみて感じた大きな考え方の違いを紹介していきたいと思います。
私の場合は「会社員」を経て、個人事業主として独立し「フリーランス」となりました。
会社員ではあまり考えたことがなかったことも、独立したことで多く考えるようになり考え方もずいぶんと、私の経験で感じた大きく異なる考え方をピックアップしていきます。
大きく異なる「考え方」について
みなさんもご存じのように「フリーランス」と「会社員」はそもそも自分で事業をしているか会社という組織に属して仕事をしているという大きな違いがありますが、実際に経験してみると「考え方」にも大きな違いがでてきます。
具体的に箇条書きにしてみます。
✔ 賞与の〇か月が多くて喜ぶのはちょっと違う
✔ 稼ぐためには定時に帰るべき
✔ 福利厚生は使い倒すべき
✔ 常に勉強は必要である
それぞれについて詳しく書いていきます。
賞与(ボーナス)の〇か月が多くて喜ぶのはちょっと違う
会社員であればボーナスや賞与という制度がある会社があります。
採用情報などでも前年実績〇か月分などを高らかに紹介している会社もあったりますが、ひとつ大前提を確認しておきましょう。
賞与というのは基本的には会社の利益から分配されます。つまり会社に利益がでないと本来なら賞与はあり得ないのです。
慣習として賞与を当たり前に考える風潮はとても危険だと思います。
そのため基本的には昇給を重視して、給与を上げることが大事です。
もちろん賞与はもらえたらうれしいのですが、上記のことを念頭に置いておく必要があります。
稼ぐためには定時に帰るべき
「稼ぐために残業をする」という考え方はあると思いますが、それは長期的にみるとよくないと思います。
大事なのは仕事の質を上げ、定時までに目標の仕事を終わらせることです。
確かに残業代はもらうことができませんが、残業というのはそもそもその日にこなすべきタスクが終わっていない場合に行うという前提であると思います。
つまり残業が慢性化している場合は仕事のスケジュール化や見積もりなどで問題があるケースがほとんどです。
稼ぐ(給与を上げる)ためには個人の能力を向上させ、会社にとって必要な人材であるということを証明していく必要があります。
定時までに仕事を終えることで会社としては残業代(人件費)を支払うことがなくなり、会社の利益につながるのです。
つまり正当に評価されれば、その人の給与が上がることになります。
残業は短期的に稼ぐことが可能ですが、長期的にみれば「健康」や「昇給」の面でよくないですし、単純な年収がわかりにくくなる要因なので避けるべきです。
福利厚生は使い倒すべき
会社の所属すると福利厚生がほとんどの会社はあると思います。
しかしながら個人事業主には福利厚生がありません。
つまり会社員であるメリットは福利厚生もその1つであると言えます。
有給休暇や育休、産休、退職金制度、企業年金、住宅手当、書籍代負担などなどその会社によっていろいろあると思いますが、これらはしっかり活用すべきだと思います。
利用実績のない福利厚生がある企業もありますが、基本的には掲げている以上は利用できるのが企業としては当然です。
会社員であるメリットになるので、しっかり活用すべきであると思います。
常に勉強は必要である
終身雇用制度がなくなる傾向にある現代では会社員であってもリスク管理が大事になってきます。
個人事業主は常に先の営業活動を行い、自身のサービス向上のために勉強をしている人がほとんどです。
ただ会社員であるとその意識が薄れてしまいがちです。
それは仕方のないことかもしれませんが、もし稼いでいこうと考えるのであれば常に勉強をしていろいろな状況にも対応できるように準備していきましょう。
勉強にもいろいろありますが、資格だったり、副業であったり、新しいスキルを身に着けることで自信にもつながりますし、転職や独立が必要な場合に必ず助けになると思います。
まとめ:できるのであればサラリーマン×副業!
もし会社員であれば、少し考え方を変えてみるのは大事だと思います。
実際に経験してみて思いますが、会社員では思考停止している部分もありました。
ただ時代はどんどん変化していきます。
この変化についていくためには常に情報を収集しつつ、ビジネスできるような考え方やスキルなどを市場価値を上げていくことが大事だと思います。
稼ぐにはいろいろな「試行錯誤」が必要になります。
「試行錯誤」はうまくいかない場合がほとんどなので、できればできるところから始めてみましょう。
それでお金を稼ぐことができたら、いろいろな選択肢が生まれてくると思います。
まずは行動あるのみ!
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