はじめに
フリーランスとして独立して2年が経ちましたが、身近の人もいろいろな転機で転職や独立、留学等で会社を辞めることをよく聞くようになり、少しばかりアドバイスをすることも増えてきています。
それだけ人生について考える年齢になってきたのだと実感しているところです。
独立するということはまず第一ステップとして会社を辞めるということ。
会社を辞める際にやっておくべきこととして以前、記事を書いています。
ただ会社を辞める前に知っておかなければならないこともいくつかあるのですが、そのことについて本記事ではいくつか紹介していきます。
独立する業態や仕事のやり方などによってもやらなければならないことは多岐にわたるので偏りはあるかもしれませんが、もし参考になれば幸いです。
会社を辞める前に注意するべきこと
会社を辞めて独立するということは会社員という会社に属する人間ではなくなるため、いろいろな手続きが必要になります。
例えば、その代表的なものが「健康保険」「年金」にあたりますが、それ以外にも会社が補ってくれていたことがなくなることを知っておきましょう。
もしかしたら独立ではなく転職の方がいいかもなどの考えも視野に入ってくるかもしれません。
まずは箇条書きにしてみます。
✓ 仕事は営業活動して取ってくる必要がある
✓ 事務処理(確定申告や経理など)をする必要がある
✓ 福利厚生は当たり前だけどない
✓ 産休や育休はない
✓ 扶養によっては子供の健康保険は別で支払いが必要になる
✓ 住宅ローンは大体2年くらいの実績が必要である
独立するにあたって必ず必要になってくる営業活動や事務作業については当たり前ですが、それ以外にも注意が必要なポイントがあります。
ここでは紹介するのはほぼ子供関連になりますが、悲しいことにフリーランスは子供に対する待遇(制度)がよくありません。
仮に配偶者が会社員でないまたは配偶者よりも収入が見込めるようであれば、国民健康保険は社会保険と違い子供の保険料が別途必要です。
また個人事業主というのは会社であれば取ることができる育休や産休のような制度がないことも忘れてはいけません。(もちろん育児休業給付金はありません)
今後制度が変わっていく可能性があるかもしれません。女性に対しては死活問題になりかねないので早く制度を整えてほしいと思いますが、男性が育休を取れるのは今の現状をみるとまだまだ先のような気がしますね。。。
そして思ったより影響があるかもしれないのが、住宅ローンの審査はフリーランスのような個人事業主は数年の実績がいるようです。
家やマンションを住宅ローンを組んで購入したい気持ちがあるのであれば、そのことを意識して人生設計することが必要になります。
まとめ:いろいろと調べる必要あり!
独立するにあたって注意するべきことを紹介しましたが、もちろんデメリットばかりではありません。
ただ独立するにも個人事業主がよいのか会社設立するのがいいのか、転職がよいのか現状の会社へ交渉するのがよいのか選択肢があります。
それぞれにどんなメリットがあり、デメリットがあるのかは調べて押さえておくと今後の動きを決めやすいのではないかと思います。
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